2021.03.31
警報・監視システムに超小型視程計!
株式会社アイ・アール・システム
交通機関の警報システム、山岳や森林に常設しての監視システムなど、危険をいち早く感知する必要のある用途に。

視程とは人が肉眼で物を判別出来なくなる距離のことで、視程計は発した光の空気や微粒子による散乱や減衰を感知し視程距離を算出する装置である。
光を感知することで視程算出する為、設置の際は環境光や遮蔽物による反射に注意が必要。また、環境や用途に合った視程計を選ぶことも重要である。実際に数~数十キロ先の大気状態を見ているわけではない。霧・雨・雪などの気象条件で、視界の悪化を具体的数値として計測する。
視程の光学的な測定方法は大きく透過率方式と散乱方式に分けられるが、弊社の視程計は散乱方式の中の後方散乱方式を採用している。後方散乱方式は他の方式に比べて精度は落ちるが、小型に設計可能で、導入・運用時のコストを格段に下げることが出来る。
視程計の用途は多岐に渡るが、メインは道路などの交通インフラでの視程測定である。視程悪化時に危険を察知、いち早く発報をして、事故の予防に役立てることが出来、気象の注意喚起におけるIoTに役立てられている。その他の用途としては視程悪化時のセンサなどの評価に使用されることも増え、さらにセンシングの活用幅が広がっていくと期待される。



企業情報

- 社名:株式会社アイ・アール・システム
- 設立年月日:1993年5月25日
- 所在地: 東京都多摩市愛宕4-6-20
- 業務内容 : 赤外線を主とする光学機器・測定器および部品の輸入販売光学機器の設計開発 光学機器を用いた測定サービスおよび機器レンタル
- 資本金 : 10,000,000円
- 従業員数 : 24名(2021年3月時点)
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